超ウルトラスーパーミラクルライトゲーマーがなぜか全力で回想するRPGプレイ歴・小学生編

最近、RPGのラスボスが倒せない事が多いです。正確に言うと一回挑んで負けたらもう再戦する気力が無くなるみたいな感じです。ついこないだもVP2のラスボス倒すのめんどくさくなって売っちゃったし。その後知り合い二人くらいに揃って「おれ、いまにしゅうめだよ」とか言われて軽くへこんだし。
ていうか一番最近倒したラスボスって誰だろう。うーん、えーと、アルトネリコのミュールかディスガイア2のゼノンかどっちかです多分。そんなに昔の話でもないか。なんつーか、これら二作品に関しては物凄いモチベーションを持って挑めましたね。ディスガイア2はロザリーの乳のおかげ、アルトネリコはBGMのおかげで。と言いつつサントラとか未だに買ってないにわかなんですけどね。というか、アルトネリコの場合は単純にゲームの難易度が低かっただけという気もします。「ロールプレイングゲーム、やったことないひっとっもー♪」のCMで有名なスーパーマリオRPGより簡単でしたからね。そもそもあのゲームをRPGだと思ってプレイしてたお前が間違ってる、あれはエロゲーだ、とか誰かに言われた気もします。RPGってむずかしいですね。
まあ、前置きはこの辺にしておいて、タイトル通り俺のRPGプレイ歴でも晒してみます。一応ほとんど実話です。俺の記憶が正しければ。


○FC『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』
俺が最初に親に買ってもらったゲームであり最初にプレイしたRPGであり最初にクリアしたRPG。確か小1の時だけど、今でも忘れない。冒頭のドラえもんの頼みを「いいえ」連打で断り続けると最終的に「ぐすん」とか言われてゲームオーバーになったり。実は親もプレイしてたけど半分くらいで諦めてたのでよーしじゃあ俺がみたいな感じで気合入れてたり。タイトルがギガゾンビの逆襲なのにギガゾンビ倒しても終わらなくて、そもそもジャイアンスネ夫はいつ戻ってくるんだろ、もしかしてゆうき(レベルの事)をひたすら上げ続ければ戻ってきたりするのか?とか思ってゆうき60くらいまで上げてるうちになんかギガゾンビの座ってた椅子の後ろに隠し通路見つけて、その先に真のラスボスが居て、なんかゆうき上げすぎたせいで瞬殺、しかも経験値1みたいな。道中の宝箱に入ってる最強の防具の名前が『ザ・ヒーロースーツ』とか。子供心になんだよそのネーミングセンスはとか思いました。
とにかくなんだかんだ言って面白かった。でも、未だにこのゲームをまともに知ってる奴に出会ったことがない。居たとしても「名前は知ってる」くらいのレベルで、そんな相手に中途半端に語ろうとして見事に失敗したのがちょうど1年前くらいで、なんていうか泣きたくなりました。


○FC『ドラゴンクエスト2
これも小1か小2、どっちか。部屋に復活の呪文を必死にメモった紙があったけど、結局ムーンブルクの王女が仲間になったすぐ後くらいに「ふっかつの じゅもんが ちがいます」とか言われて、その後10回近くリトライしたけどダメでもう絶望みたいな、これでもかというくらいお約束なプレイは経験しました。一応。で、なんだか近所のクラスメイトが俺の家に来て「ゆうて いみや おうきむ こうほ りいゆ うじとり やまあ きらぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ」とか入れていたような気もしますが、流石にそれは気のせいかもしれません。その後勇者もょもとLv48でプレイしてクリアしました、みたいな記憶も無いし。
でも、なんていうか今思えばこの頃から俺のゲーマーとしてのコンプレックスみたいなものが形成され始めたのかもしれません。攻略本とか存在自体知らなかったし、誰かに何か教えてもらった記憶もないし、もうどうやっても間違えようがないと言えるくらいに復活の呪文を完璧にメモしてやるぞコラみたいなガッツもなかったし。


○ここでRPG以外の色々なトラウマの一部
ワギャンランドだかなんだかをプレイしてるのを後ろで見てたら何故か途中でいきなり1分近く目隠しされた。変身でもしてたのかな。
くにおくんシリーズの熱血ストリートバスケをプレイした記憶は明確に残っている(ゴールが垂直に3つ並んでるとか)が、自分でココナッツシュートとか出した記憶はやっぱり無い。
・熱血格闘伝説に至っては中学卒業間近くらいになってからレゲーマニアの同級生に「スマブラは熱血格闘伝説のパクリだって。お前らも熱血格闘伝説やってみれば分かるからやってみろって」とか熱弁されて実際にプレイしてみたら「あー、確かに似てるわ」とか思ってしまった。それゆけ大運動会を初プレイしたのも確かそれと同時期。
・妹とSFCの初代スト2で対戦とか微笑ましい事もしていたが、毎回俺の波動拳 vs 妹の百烈キック(たまに百烈張り手)みたいな感じですぐやめた。
コロコロコミックチュンリーの空中スピニングバードキックが載ってて、すげーよこれ!早く誰かに言おう!とか思ってまた近所のクラスメイトに言ってみたら、「は?そんな技あるわけねーだろ。バカじゃないの?」みたいなカウンターを食らった。
・デパートで初代バーチャファイターのSS版(多分)の試遊会があって、おねえさんにマイクを向けられた俺は「早くやりたいですっ!」なんて健気な事を言って、でもいざプレイしてみたらアキラ使って「ヘイヘイホー」とか言いながら66P連打しかしないみたいなハイパークソプレイ。10年早えのは俺だったのか、みたいな。
・その5年後くらいに買ったPCに何故かWindowsバーチャファイター2が付いていて、また適当にプレイしたらジェフリーのサマーソルトとか投げキャラっぽい奴の投げ技1発で半分くらい体力ゲージ削られたりして、それから「バーチャは格闘ゲームの中でも物凄い速さで勝負が決まってしまう類のゲームであり、もう素人は完全にお断りとかそういう感じではないのか」と思い込むようになった。
・結局、今は「鉄拳は気まぐれでやるとしても、バーチャは死ぬまでやらない」とか思ってる。
・友達の家に集まってDOAとかやってても俺は本棚に入ってるゲームラボエロゲーっぽいページをぱらぱらめくったりして暇を潰しながらどこか冷めた目で眺めるくらいしか出来なかった。うぉー!DOA乳揺れすげー!みたいな楽しみ方が出来ればまだ良かったのかもしれないけど、当時の俺の中では既に「3D+乳揺れ」=「FF7のティファ」だったし、だからと言って迂闊にそんな事を口にした日には「FFは6までだろバーカ、ぶっとばすぞ」とか言われてしまうので黙ってるしかなかった。


○GB『ポケットモンスター
さて、大分飛びます。小6くらいですか。でも実際中1か中2までやってたかな。まあ、なんていうか赤です。赤なので当然のように最初ヒトカゲを選びました。素直に。そしたら最初のジムであるニビシティのジムはみんな岩タイプ使いで、ヒトカゲがどんなに頑張って「ひっかく」とか「ひのこ」とかやっても「ボゥカァーン(SE) こうかは いまひとつの ようだ」とか言われるんですよ。それでも何とか無理矢理「ひのこ」の力押しでブッ倒したような記憶がありますけど、後になって「実はフシギダネを選んでおけばニビジムの岩タイプポケモンもハナダジムの水タイプポケモンもゴミのように蹴散らせる」という事実を知った時は本当にショックでした。だってポケモン赤とか買っておいてフシギダネ選ぶとかおかしいじゃないですか。いくらなんでも当時の俺はそこまでひねくれてませんでしたよ。まあ、別にひねくれたのをポケモンのせいにしたいわけでもないですが。
それはともかくほんと色々ありましたねあのゲーム。ニビシティ唯一のジムメンバーのあんちゃんが(残りはリーダーのタケシしかいないので、実は男ふたりだけのジムだったりする)いきなり「!」マークと共にこっちに近付いてきて「おまえが タケシさんに ちょうせん するなんて 10000こうねん はやいぜ! おれが かわりに あいて してやる!」とかなんとか言い出すしさ。んで負けると「しまった! 10000こうねんは じかん じゃない! きょりだ!」みたいな。おせーよ。バトル中に気付けよ。ひのこ10発は撃ってたぞ俺のヒトカゲ。まぁなんていうか、あれは俺の中ではポケモン金銀の「おじさんの きんのたま だからね!」に匹敵するくらいの名ゼリフです。
で、その後ハナダシティまで行くんですけど、ハナダの手前らへんでケーシィが初めて出てくるわけですよ。テレポートしか技がないっていう。1ターン目でほとんど逃げられてしまいます。倒すとか捕まえるとかそういうレベルじゃありません。こっちのポケモンが何かしようとしても、たいていケーシィのすばやさに勝てないので無駄です。まあ、仕方ないので1ターン目からいきなりモンスターボール投げまくりですよ。金にものを言わせて大量に買い込んで、投げまくる。もう何十個投げたのか覚えてないです。流石にそれだけ投げればゲット出来ましたけどね。「実はトキワのもりで頑張ってピカチュウを捕まえておいて、かつケーシィのすばやさを超えるくらいまでレベルを上げといてから挑めば先制で『でんじは』でマヒさせられるから、けっこう楽になる」みたいな事を知ったのはずっとあとの話ですよ。最初から思い付けるくらいだったら良かったんですけどね俺も。で、結局あそこまでして頑張って捕まえたのに、ずっと通信できる相手が居なくてフーディンになれずユンゲラーのままとか。いやそれでも十分強いんですけど。
で、結局四天王とライバルを倒してエンディングだけ見て、もちろんポケモン図鑑なんて完成させることもなく、何故かバグ技にハマってました。アイテム欄の上から7番目だか13番目だかにカーソルを合わせてセレクトボタンを押し続けるというアレです。色々わけのわからんのが出てきましたね。敵で「アーボLv255」とか。バカにならない強さだった気がする。あと、味方で「リザードンLv103」とか。なんかダメージ受けた時に延々とHPが減り続けて、一体いつになったら止まるんだろうとか思ってしばらく放置してたら30分くらいで止まったような記憶があります。一体あのリザードンはどれだけHPあったんでしょうか。まぁ、一番肝心(だったと思われる)ミュウの記憶はあまりないんですが。とりあえずミュウにしたいポケモンとその隣のポケモンの名前をそれぞれ「バグッテ」「ミュウ」に変えるとかやってた気がしますね。どう見てもガセです、本当にありがとうございました。
あと、アンケートハガキの「次回作の要望」欄にヘタクソな字で「とにかく、もっとバグを減らしてほしいと思う」とかなんとか書いたのはいいけど、結局途中でめんどくさくなって任天堂に送るのをやめたというのはよく覚えてます。っていうかゲームソフトに付いてくるアンケートハガキに記入してみたのはあれが最初で最後です。


まあ、こんな感じで、小学生編は終わり。中学生編に続く。はず。